ある日旦那が突然「ちょっと外に出てみて」とにやにやしながらいうので、なにかしらと出てみたら、なんと見知らぬワンコが車から降りて来たのでした。

しかもその子を飼うことにしただなんて！なにの相談も無くあまりにも突然で大ショック！！

忙しいわたしたちなのでもうワンコは飼わないと言っていたのに。

その子は保護犬で、野犬で保護されて3歳くらいとのこと。

でも、旦那はわたしが反対してもいつも聞き入れてくれないので、結局折れて飼う事に。

ただ、野犬だったのでほとんど目も合わせてくれないし、深く心を閉ざしているようで、わたしたちのような毎日ばたばたとしている生活の中でどこまで手をかけてあげられるか、それはもう不安でいっぱいになりました。

とても大人しいコで、その点はよかったのだけど、おびえるばかりで撫でても何をしても無表情でした。

見ていると心が痛み、この先どうしたらこのコに心を開いてもらえるのかとずっとそのことばかりを考えてどうにもこうにもなにをしても手に付かない状態で過ごした一日でした。

ところが次の日のこと旦那が陽に当ててあげようと外につないでいたら、いつのまにかなんと胴輪を外して脱走！！

おまわりさんや保健所の人たちまで出てちょっとした騒ぎとなり、わたしはもうこれまたショック！

結局その子は次の日また保護されて再教育のため元のところ戻ることになりました。

どうか、しあわせになってほしいと心から思いました。

が、旦那の犬飼いたい病は治まらず、またわたしの反対を押し切って何年か後に飼うというので、結局わたしもいろいろ考えて室内飼いで、ネコたちとも慣れるように（わたしたちの年齢とネコたちの年齢を考えるともう今しかないという結論）子犬で気がやさしいメス、そして旦那の好みをふまえ、柴犬を飼う事にしました。

するとそれが決まるやいなや、旦那はその日から仕事の合間にペットショップを意気揚々と巡り（笑）、昨日はれて新しい家族を迎え入れる事になりました。

昨日は、11月23日、この23日というのは、わたしたちが結婚してからなぜか付いてまわる数字で、旦那の仕事が休みになったのが偶然この日。

やっぱり、なにか意味があるのかな〜。

で、数日前にはまさか飼うなんて思ってもいなかった我が家の新しい家族、これが柴犬の女の子「桜丸」ちゃん。まるちゃんと呼んでます。

写真は、ペットショップからの帰り道、車の中のまるちゃん。

9月1日生まれ、まだ2キロにちょっととどいていないちいちゃな女の子です。

2019.11